テクニカル分析のあるひとつを極め抜く事の重要性について

テクニカル分析を極めるとはどういう事なのか?ただ単に一色単にそう聞いたとしてもどういう意味なのかわからない。

世の中には数えられないくらいのインジケーターがあり、数えられないくらいの手法などが存在する。しかし、勝てるトレーダーになるためにはその中の1つ2つを選択しなければならない。

トレーダーを始めた頃は当然のように何が正しいのか?何を使えばいいのか分からないだろう。正直インジケーター の何を使おうが、どんな手法を使おうが「間違い」というのはない。

なので最初は色んなインジケーターや手法を試してみる事から始まる。

トレードでは最終的に使う手法やインジケーターは必要最小限に絞り込む事になるだろう。なぜなら色んなテクニカル分析を試しているうちは、その手法に対して腰掛けのような状態になっているからだ。

最終的には、シンプルで自分にあったテクニカル分析手法をただひたすら極めていく事が大切になってくる。ではなぜ、あるひとつのテクニカル分析にそんなにこだわる必要性があるのだろうか?これからお話ししていこう。

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テクニカル分析は絶対的なものではない

おそらくほとんどのトレーダーが、初心者の頃はテクニカル分析において「確率の高い手法」を探す事になる。移動平均線はどの設定がいいのか?どの設定が1番効果的なのか?一目均衡表の三役逆転で買いエントリーなど、インジケーターが教えてくれるシグナルで効果的なものは何なのか?探すだろう。

しかし、どの手法を試してみてもうまく利益につながらない事に気づき出すのだ。一生懸命勉強しているにも関わらず心の中では「このままでは勝てない」という気持ちが必ず引っかかっているはずだ。

最悪はSNSなどで大きく勝っているトレーダーが刺激になり「勝てる手法」を探しに行く。

それは多くのトレーダーが通る道であり、私ももちろん経験してきた。それはテクニカル分析手法が勝つために必要不可欠であり「こうすれば勝てる」という明確な確証が欲しいからに他ならない。

しかし残念ながらそういった確証めいたものはトレードの世界には存在しないのかもしれない。当然テクニカル分析が必ず勝たせてくれる絶対的なツールではないのだ。

インジケーターでシグナルを待つ事は間違いなのか?

では移動平均線やその他のインジケーターにて買いシグナルや売りシグナルを待つ事は間違っているのだろうか?答えは間違ってはいない。

間違っているのは、買いシグナル売りシグナルといった認識自体といってもいいだろう。

当然何らかのシグナルが出たという事は、相場が何らかの動きをしているからだ。移動平均線でゴールデンクロスしたなら当然クロスした以前に上昇の動きがあったからになる。

しかし、それはシグナルではなく「以前に強い上昇があった」という事実だけだ。これから上昇していくかどうかは誰にも分からない。

極論だが、インジケーターの設定なんて何でもいいのだ。何が大切か?と言われれば「自分がどう判断してそのインジケーターを相場判断に使うか?」ただそれだけだ。

値動きが自分の懐に飛び込んでくるのを待つという事に関しては、間違っていない。しかし、待つには自分だけが得意としているパターンに値動きが一致する事が重要になってくる。

それこそがテクニカル分析の一つを極める事の重要性につながってくるのだ。

チャンスを見極められるスキル

テクニカル分析のあるひとつを極める重要性とは、自分だけの得意技を身につけるという事になる。野球選手で例えてみよう。

野球選手でもホームランを得意とするバッターがいるだろう。しかし、足が遅くバントも守備もあまり上手くない選手も多い。逆に足が早く守備が得意でも打撃が苦手な選手もいる。

しかし、自分が活躍できる局面でのみ出てきて結果を出す選手も重宝される。チャンスになれば自分の得意分野でチームに貢献でき結果を残せるからだ。

それまでその選手はベンチで待機しているだろう、トレードも一緒なのだ。自分の得意とするところまで待つ、大切なのはチャンスが来たかどうかを判断できるスキルだ。

そのスキルこそが研究に研究を重ねた自分なりのテクニカル分析になるのだ。

テクニカル分析のあるひとつを極める方法とは

自分だけの得意技を身につけるためには、ブレずに同じ手法を研究しまくるしかない。簡単にいうが非常に困難で難しい事だ。

人間はうまくいかないと色々と目移りする。もっといい手法があるのではないか?もっと効率の良い手法があるのではないか?極めるというのは人間の本質に逆行するものと言っても過言ではない。

勉強熱心で相場を知ろうとすればするほど、色んな知識を入れようとする。それは本来間違った行為ではないのかもしれない。しかし、相場というのは頑張れば頑張るほど勝てなく、苦しい時間を過ごす事となる。

何かを極めるという事は、やる気の裏返しであり、つまらない事を延々と繰り返す事だ。なぜなら、やる気があればあるほど色んなものに興味が向き、自分が取り組んでいる事にブレが生じやすくなる。

簡単にいうと、やる気があるからこそ難しく、人間としての本質があるからこそ、何かを極めるというのは難しいのだ。

自分が取り組んでいるテクニカル分析手法があるなら、とにかく全ての情報に耳を塞ぎ、徹底的に磨き続ける。そして重要な事は100%勝てる必殺技はない、と知った上でそのテクニカル分析手法を延々と使い続けていく。これしかない。

まとめ

テクニカル分析のなにかを徹底的に極めたとしても、必ず毎回勝つ事は当然できない。まれに100%勝てるというトレーダーもいるかもしれない。

しかし、そんな情報は耳に入れる必要性はない。その情報は自分にとってなんのプラスにもならないからだ。

トレードなんて50%も勝てれば上等だ。それでもトータルで勝てればそれでいいのだ。100%を目指すという事はトレードに必要のないバイアスを過度にかけてしまう事になる。百害あって一利なしだ。

1番きつい時は、自分が極めているトレード手法で勝てない時期が来た時だ。相場の状況次第では必ず自分の手法に合っていない値動きの状況が必ずくる。それでもブレてはならない。負けを受け入れながら繰り返すしかない。

その時をどう乗り切るか?ブレずにその手法をコンスタントに継続させ、研究していけるか?これが本当の勝てるトレーダーになれるかどうかの分かれ道かもしれない。

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